たまこー通信

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SCAAアトランタ大会 2004年4月23日~26日

堀口氏を始め珈琲工房ホリグチスタッフ、LECメンバーと共に参加しました。


<一日目>
成田からヒューストン経由で約15時間かけアトランタへ。混み合っている為、機内ではメンバーバラバラとなり、私もでっかいアメリカ人の隣で窮屈でした。エコノミー症候群にならないようトイレに立った時は入念にストレットや軽運動を行なう。あとは京大の辻村助教授の「コーヒーと南北問題」を読む。内容は読み応えあるのだが、引用が多くて読みづらい。 ヒューストン空港の入国審査では別室に呼ばれるハプニングが……。英語ができない悲哀を味わう。英語の夢を見て英語の寝言を言うといわれる珈琲工房の伊藤さんが先に行ってし
まった事が悔やまれます。
無事、入国できトランジット待ち時間、ピコの田那辺さんやほろにがの小島さんがシアトル系Sのホットコーヒーやカフェラテを買ってきて、みんなで飲み合う。シアトル系本場のカフェラテはミルクが違うのか、とても飲めなかった。多分ほとんどの日本人は飲めないのではと感じる味です。アトランタには夜到着。シェラトンホテルでチェックインし夕食へ。アメリカの食べ物がどんなものなのか関心があったため今回の旅の楽しみの一つにしていました。予想通りボリュームがすごい。大食いの私でも食べきれなかったりします。かってゴールドコーストで体験した事と同じ事がよみがえります。
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<二日目>
台湾の三上さん夫妻が合流。カンファレンス会場に向かう途中、ダンキンドーナツの移動販売車が販促なのかドリンクを無料で配っていました。私もちゃっかり頂き、飲んでみるとまあまあいける味でした。コーヒーバリエーションドリンクで生クリームやチョコソース、トッピングが盛りだくさんで甘い飲み物。アメリカ人好みの味。まずは「レインフォレストアライアンス」の朝食会に出席。日本でもセミナーに参加したのでよく知っています。レインフォレストの認証を受けた農園ではエルサルバドルのモンテシオン農園やコロンビア・オズワルド農園を当店では販売していました。朝食会終了後、日本人と見てか我々のテーブルにニカラグアの農園主がやってきて猛烈に売り込みをかける。生産地にとって日本は重要なマーケットとの認識が強い事を実感しました。朝食後、少し時間ができたため、CNNで放送局内のツアーに参加。CNNのショップで皆買物等していたが、まだ買わなくてもいいだろうと思い、何も買わず。これが、のちのち後悔する事になる。なぜなら観光はCNNのみで買物する時間がなく、あとはコーヒー漬けになったからです。アトランタはコカコーラの本社がありますが、残念ながらいけませんでした。CNNで軽い昼食をとる。Dドーナツのコーヒーやらをみんなで飲んでみる。アメリカでスタバを追走しているといわれるDは日本からは撤退したが、アメリカでは人気の様子。堀口氏もSよりDのクオリティが多少高いとの評価でした。
私はCNN内にあったショップでカフェラテをオーダー。出来上がるまでの一部始終を見てみるとエスプレッソは抽出の基本など何も守られてなく、クレマもない古くなった豆を使用している事がすぐわかりました。また、不潔な印象も感じ取れ、この点では当店もより一層清掃に気をつけなければと思った次第です。カフェラテを飲んでみて、これは昨日飲んだシアトル系と同じじゃないかということに気づく。ミルクがおかしいのです(多分日本人にとってはですが)。以後ラテを飲む事はしませんでした。
いよいよ会場入り。入口前でコロンビア・オズワルド農園のオズワルド氏と会う。アメリカは禁煙の場所が多く、会場内は禁煙。入口前で会ったのは禁煙外でオズワルド氏がタバコ好きだからかもしれません。会場では生豆のサンプル確保を中心に各ブースをさっと見てまわる。会場は日本で
の「ホテレスショー」のようなイメージ。初日はブラジル・チーマ農園のクラウジオ氏やカショエイラ農園のガブリエル氏ら農園主とも会う。夜は、日本コーヒー文化学会の面々と共に鉄板焼店で夕食。会った事がなくても名前や顔を知っているこの世界では有名な方々が結構参加されていました。

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<三日目>
今日はガテマラのAna cafe(アナカフェ ガテマラ国立コーヒー協会)の朝食会。別のホテルが会場。
日本はガテマラコーヒーの全輸出量がアメリカに次いで第二位となっており、ガテマラとしても日本は重要なマーケットとの位置付け。このツアーの後、堀口氏はガテマラに向いガテマラコーヒーのコンテスト審査員として参加しました。朝食会にはUCCの上島社長も参加。我々のテーブルに来て、堀口氏と談笑していました。堀口氏を「私の智恵袋」と皆に紹介していました。このホテルではディスカウンターとして名の知れた日本のコーヒー店社長も見かけましたが、スペシャルティーとどう関連があるのか不思議でした。最先端を吸収しようとの意欲はあると思われ関心です。会場では北米バリスタ選手権も開催されており、上位3位全て女性でした。バリスタの動きを見ていると何となく適当なように感じてしまうが、さりげない身のこなしが一流なのかもしれません。審査員や観衆やらで出場者は緊張するでしょうね。時々観客が沸いたりするのですが、何を言っているのかわからないので残念。会場にアストリアのブーズがありのぞいてみる。当店のエスプレッソマシンはアストリアで、ブースに同型のマシンがあって感動。また、手動レバーのついた新タイプもあり、高いんだろうなぁ~と思いつつ後にする。夕方にマルオ修三氏のセミナー「日本のコーヒー市場における光と陰」、UCC川島良彰氏「ブルーマウンテンコーヒーが日本の高品質市場で認められた背景」を拝聴。講演後、アメリカの参加者が質問していたが、さすがに質問が鋭い。すぐ後ろに座っていたUCC上島社長も心なしか複雑そうな顔でした。帰りにハワイのコナ100松本農園の松本氏と面談。若いが情熱が感じられる方です。当店で販売している農園の農園主と日本語で話ができるというのは幸せなことです。ハワイでの再会を約す。夜は中華料理店で食事。一口にコーヒー業界といっても色々な方が関わっています。そのような方々の話は印象に残るものでした。
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<四日目>
堀口氏のセミナーが開催。私は気合を入れてスーツを着込むが、皆には「ジャパニーズサラリーマン」と不評でした。内容は日本市場の現状や体制、スペシャルティー市場のための流通といった内容。ブラジルのセラードとの関連で説明がありました。スピーチはすべて英語でした。本日は最終日なのでコーヒーグッズを買い込む。タンパーは15$と破格の安さ、日本では1万円はするものをゲットできました。また、カプチーノカップやコーヒーポットは店内で使用しています。どれも日本より安く、いつから日本は物価高になったのか考えてしまいました。コーヒー器具のアンテーク本やコーヒーの古典ユーカースの「オールアバウトコーヒー」も購入。しかし、英語なんでどうしょうかと思案しています。 フレーバーやスムージー等のカフェメニューバリエーションのブースも多く出展してましたが、なかなかじっくり見る時間が作れませんでした。会場内で札幌の「もっと!コーヒーセレクション」渡辺さんとSCAAクリスチャン会長と面談。会長は6月に日本に行くのでまた会おうと話していました。名残惜しかったですが、これでカンファレンスは終了です。夜はホテルのレストランでお別れ会を兼ねた夕食。ついに終わりの時が来ました。ちなみにアメリカ人は狂牛病を気にしている様子は感じられませんでした。そしてコーラが大好き。帰りはニューヨーク経由で帰国。アトランタでは土産屋らしい店がほとんどなく、ニューヨーク空港で見ようと考えていたが、乗り継ぎ時間がないとの事でまったく見ることができませんでした。せっかくニューヨークに来たのに……
<最後に>
今回のツアー参加は今後の仕事に影響を与えるものでした。アメリカでの流行が遅れて日本に入ってくるパターンが多い中、最先端のコーヒー情報は非常に有益です。ただ、問題は英語ですね。英語が話せて各国のかたがたと直接話せたらどんなに良い事でしょうか。矢沢永吉氏が「アメリカは言葉も占領してくれれば日本の音楽はもっとグローバルになっていた」といった内容を著書で述べていましたが、そう思っちゃいますね。日本語がなくなるのも問題ですけど。今後さらに日本でスペシャルティーコーヒーが増える事は間違いないでしょう。また、「スペシャルティーコーヒー」という言葉が氾濫するに違いないでしょう。本当にスペシャルティーなのか、まやかしなのかを判断する基準を作る必要があることを再認識しました。グローバルにはSCAAが担う事になりそうです。日本では堀口氏を始めとするLCFがそうなるよう日々鍛錬が必要です。
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玉川珈琲倶楽部の「たまこー通信」です。

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